1.どういう国をつくるのか、どういう人間を目指すのか、ということが国民運動の中に具体的に明確に示されそれらを国民一人ひとりが心から身をもって理解し、実践していかない限り、「国づくり人づくり国民運動」は成功しないと思われる。

2.この根本的課題に対して、政府にせよ、教育機関にせよ、家庭にせよ、一致した信念や合意さらに方向性を確立していく必要がある。

3.本運動の中に取り入れようとするコスミカリズムは、多元的宇宙論、つまりマルティバースの観点から捉えようとすれば、そこには、小宇宙である個人や家庭、中宇宙である公的私的組織集団、大宇宙である国家や世界というハイアラキーの宇宙もあれば、それらの機能的、有機的繋がりである連鎖宇宙も想定していかねばならない。

4.宇宙的、地球的視点からすれば、コスミカリズムは、宇宙愛、万物愛、人類愛、であり、連鎖的には、同胞 愛、他人愛、隣人愛、さらには社会的、身体的弱者愛などの他愛精神に立脚する必要がある。

5.これらの、多重愛、多元愛、自他不二愛を、国際社会の中に、国家として、社会として、産業や教育や家庭 などの場から如何に自立的に、内発的に、サステイナブルに浸透を図っていくというのが喫緊の課題である。

6.この目標に向け、ビジョンに満ちた、超長期的、長中期的戦略計画を策定し、一歩一歩着実に実現できるアクション・プラン、つまり実行計画を不断に作成していくことが欠かせないと考えられる。

7.組織的には、政府、企業、教育機関、NPO、NGOなどが相互提携、合従連衡の妙を発揮し、トップダウン、ボトムアップ、およびエクレクティックに、実行計画を粘り強く実現・評価していくことが何よりも必要であると信ずる。